乾燥肌と食生活の関係

乾燥肌と食生活の関係

肌が乾燥するのは、水分保持力が低下していることも原因の一つ。角質層に存在している細胞間脂質(セラミドやヒアルロン酸など)が80%もの水分保持を受け持ち、残りの18%がNMF(天然保湿因子)によって保たれています。

 

これらの成分を保つためには、栄養バランスの良い食生活を送ることが大切。ここでは、乾燥肌と食生活との関係についてお話しましょう。

 

肌の水分を保持するために必要な栄養素

 

肌のほとんどがたんぱく質から構成されているように、肌を健康的な状態に保つためには様々な栄養素が必要です。

 

代表的なのが、たんぱく質の他に必須脂肪酸、ビタミン、亜鉛など。これらの栄養を働かせるために他の栄養も必要ですが、4つの栄養素は絶対に欠かしたくないものです。

 

たんぱく質と水分保持成分との関係は、ターンオーバーのコントロールにあります。たんぱく質が不足すると、NMFや細胞間脂質が生成されにくくなり、ターンオーバーを乱して乾燥肌を招いてしまいます。

 

細胞の再生力に影響をおよぼす栄養素

 

他にも、必須脂肪酸や亜鉛、ビタミン類は、皮膚細胞の再生や修復に大きな影響をおよぼします。不足すれば皮膚が再生しにくくなり、当然ターンオーバーも乱れていきます。

 

乾燥肌だけではとどまらず、シミやシワを引き起こすこともあるでしょう。例えば必須脂肪酸は、体の中では生成されない脂肪酸です。

 

特に役立つと注目されているのがオメガ3系脂肪酸で、鮭やサバ、イワシなどの魚類に多く含まれています。サプリメントの成分なら、DHAやEPAも乾燥肌を防ぐために効果的なのです。

 

亜鉛はミネラルの一種で、特に牡蠣に多いことで知られています。肌の健康を維持するために必要な栄養素で、不足すると皮膚炎などになりやすくなります。同じく肌の健康に欠かせないビタミン類は、なじみが深いだけに不足に気付きにくい栄養素でもあります。